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日食なつこ Lyrics


10箇年計画フレンチトースト 食パン2枚と卵2個 牛乳100~160ml 砂糖は大さじ1くらい 甘めが好きならもう少し 中くらいのボウルを取り出して…
Floating Journey 非現実世界への招待状はいつも突然に 私の頭の中へ放り入れられる よりによって今日は4時間目 数学パズルの途中 早退理由は…
meridian 明けない夜はないという高々掲げられた声 夜の闇に守られる誰かを震え上がらせる ひやりと日差しが陰ったどこかに 人目を忍ん…
perennial 白妙の雲いざ高く昇れ 及ばない僕のことを攫え 白旗を揚げる暇もなく日々はゆく 一度二度のコースアウトはご愛嬌のうち 当…
un-gentleman やあお嬢さん旅の途中かい バックパックが重そうだね Un-gentleman I am. どうしたんだいそんな急いで 探…
エバーシルバー 光に向かい行く者は 一足ごとに振り返るんです 後ろに伸びる長い影 いつになったら切り取れるんです 光に向かい行く者を …
エピゴウネ あの日夢を乗せて打ち上げた ロケットの軌道を今日も 把握してるか 離陸に歓喜の声をあげて それっきり終わってはいないかな…
シーラカンス 水切りの石みたいに 放り出されたあたしの体 一度水面を擦めるとそれは 段々と頻度を増して やがて水中に沈んでいく 水の中…
ヒューマン 何千万もの生物種の中で ただひとり言葉を持つ 何千万もの生物種の中で 誰よりも高い知恵 僕らの名前は人間です 何回言っ…
三面鏡 毎日おんなじ場所にいる 猫は道行く人々に 思い思い好きに呼ばれる 全部の名前に返事をする 毎年おんなじ場所に咲く 花々は…
傘はいらんかね 窓から見えなかった 銀色の細い雨が 街を歩けば確かにぱらり 頬に感じた どうせだったら ザーザー降ればいいのに 終わ…
夕立 ほてったアスファルトが蒸発する匂い 止まった空間を掻き乱す虫取り編み 終わってく夏の午後の気だるさから 人の気配が消えて…
天井のない部屋 危ないと言われたから聞き入れた それまで 安全と言われたから着いて行った それまで 誘われた部屋の戸の鍵が閉まった い…



少年少女ではなくなった 鍵の開け方の分からない 夢があったんだ 出会った頃には この手は まだ 真っ白いまんまで 歩いていくうちに、どこかで開け…
数える 準備はできたかい 閉められない鞄の口 つっかえてるのは 入りきらない思いのたぐい 誰にも媚びずに 誰も取り残さないように…
水流のロック 流れもしないよ停滞のさなか 景色は似たり寄ったりだね 変わってみろよと挑発したとこで 世界は今日も臆病だね 挑みもしない…
環礁宇宙 気がつけば体は置き去りで 僕は無重力 静かで不思議な炎の輪 あれは銀河だろう 希薄な酸素に喘いでた 僕は魚みたい いつ…
竜巻のおどる日 冬の嵐 揺れる街 突き飛ばすような強い風 どんな声も飾りも 今日はただの木枯らし 冬の嵐 揺れるビル 竜巻の注意報 鉛色…
跳躍 誰も傷つけたくないと 変な正義感を掲げてからは 相手を気にしすぎてかなんでか 身動き一つとれなくなったよ 便利なはずの…
雨雲と太陽 雨雲は恋をした 相手はきらきらの太陽 人気者の彼のこと いつでも遠くから見ていた あたしが空に出たなら みんな逃げだして…
青いシネマ 音を立てて回転を続ける 映写機はかたかた 半透明のフィルムは どれもこれも青い色だ お世辞にも面白いとは けして言い難い…
黒い天球儀 誰かの怒りを垂れ流したような 真っ黒い空のミッドナイト いつまで待っても出てこない星に 天球儀も黒いまま のろのろ巡る…


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