品川心中
人間椅子 Lyrics

Hari No Yama 独り見知らぬ畦道行けども行けども行けども針の山 俺の穢れた臓腑を死んでる予定の母親貪って 人を憎んだ数だけ犬死に猫死に無…
Namahage 最果ての土地に 粉雪が舞えば 因習の村は 祝祭の季節 伝説の時を 幾年(いくとせ)も越えて 戒めのために 客人(まれびと…
Ringo No Namida 山の■(かけす)があはれと啼(な)くたびに 村の娘はりんごを一つもぐ なぜ なぜ りんごは思う どうして独りになるのかな…
Sai No Kawara これはこの世のことならず 賽の河原の物語 親にはぐれた嬰児(みどりご)の 人のあはれと泣き止まぬ 現世(うつしよ)の唄…
Tengoku Ni Musubu Koi 君の和毛(にこげ)を壜に詰めて いつか空家の床下に埋めてみたい 君の写真にお香は焚かれ 日がな一日僕はうたた寝をしよう …
あしながぐも かびの生えた陰に暮らし 壁のしみをただ眺めて 埒のあかぬことは既に 解っている 痛いほど あしながぐもだろう 明日があ…
あなたの知らない世界 世界を闇が 包むとしたら 始まりの前の 終わりのしるし 戦のラッパが響くとて 希望の灯火絶やすまじ 数多の災い起こると…
いろはにほへと 乙女の命は短くて 咲いては散りゆく定めなら 桜の色づく時のよに 艶く仕草で舞い踊れ たまゆらの恋でもしよう 男の心は…
なまはげ 最果ての土地に 粉雪が舞えば 因習の村は 祝祭の季節 伝説の時を 幾年(いくとせ)も越えて 戒めのために 客人(まれびと…
みなしごのシャッフル 夜の風が火照る頬に心地よくて 街路灯の照らす限り歩き続けた 道の果てはいつか長い夢でみたよな モノトーンの旧い友のたたず…
りんごの泪 山の■(かけす)があはれと啼(な)くたびに 村の娘はりんごを一つもぐ なぜ なぜ りんごは思う どうして独りになるのかな…
亜麻色のスカーフ シャナナ ヘイヘヘイ 散歩したのさ 春の公園 口笛吹いて ベンチに腰掛け アイスを食べて シャンシャラララ シャナナ …
人面瘡 吉原もいつしか小夜ふけて 戦慄の笛竹むせび泣く 菖蒲太夫に岡惚れ徒情け ××男の子の無念の調べかな 不忍の池には身投げ…
刑務所はいっぱい さあ鉄の門の故郷に着いたぜ ただいまと看守どもにまずウインク 相部屋は号外を出した彼奴さ 悪徳の子守唄が十八番 どんど…
命売ります フルバージョン 命の歌を聴かせておくれ 哀れな俺の鎮魂歌 (レクイエム) 仮面を被り茶番を演じ 明日をも知れぬ世捨て人 世界に愛が満ちて…
地獄 赤い鬼がやって来る 青い鬼がやって来る 逃げ惑う餓鬼の群れ そうか地獄に落ちたのだ けつの穴から槍刺され 爪で皮をはがさ…
地獄の料理人 俺は地獄の大将 庖丁握る赤鬼 暴れる鬼にたらふく食らわせる 彷徨う亡者睨み 旬の食材見抜く 腹黒い程苦みが効いて美味い …
地獄の申し子 地獄にはやかましい奴ばかり 札付きの荒くれが堕ちてくる 串刺しで燻されて笑ってる ばかでかい音楽で南無阿弥陀 歌って …
地獄風景 俺は地獄の大将 庖丁握る赤鬼 暴れる鬼にたらふく食らわせる 彷徨う亡者睨み 旬の食材見抜く 腹黒い程苦みが効いて美味い …
天国に結ぶ恋 君の和毛(にこげ)を壜に詰めて いつか空家の床下に埋めてみたい 君の写真にお香は焚かれ 日がな一日僕はうたた寝をしよう …
宇宙のディスクロージャー ごきげんよう 地球人 愛しあってるかい 土星での 会議なら 今も真っ最中 爬虫類人 いるぞ いるぞ まるで人間 いるぞ…
巌窟王 日差しの当たらぬ洞窟に 咎なく捕われ幾年か 破戒の坊主を輩に 魔道の法力伝えらる 恨み晴らさずにはおくべきか 報い与え…
幽霊列車 汽車は走る 霧の町を 浮世の山の トンネル抜けて ほろほろ鳥が 汽笛を鳴らす 悲しさの意味 教えてくれる町へ 汽車は…
怪人二十面相 花の大帝都を揺るがす 謎の大泥棒の噂 夕べ大伽藍に登って 街を影法師で呑み込む 黒いマントの怪人の名は 神出鬼没 二十面…
恋は三角木馬の上で 月の照らす 春高楼 君は今日も誰かを待つけど 鏡の中 見てごごらんよ 丸い胸のふくらみが止まらない 恋の手ほどき 今が…
新青年まえがき 新しい時代へ 新しい世界へ 新しい未来へ 新しい地平へ 愛も 恋も 夢も 歌も 人も 街も 君も 僕も 生まれ変わ…
暗夜行路 長の人生例うなら 後ろ戻れぬひとり旅 曲がりくねって枝分かれ 上り下りのいばら道 なんて険しいんだ なんて苦しいんだ …
月のアペニン山 幸せをつかむにはあまりに か細い指 喜びを抱くにはあまりに か弱い腕 ただ僕のかたわらで静かに 眠れる人 秋の夜の新月…
無情のスキャット この世に天使がいるものなら 私の頬にも恵みをくれ 報わることない労苦背負い 日陰に佇むこの私に 天翔る日は来るだろか …
無限の住人 広いみ空に浮世と消える 花も霞の千切れ雲 夢は現世(うつしよ)水面(みのも)の月よ 揺れて儚(はかなく)く蓮になり 噫乎…
生まれ出づる魂 気がついちまった 限界なんてないと 宇宙の果ても 死なんてものもないと 見えてるものは それぞれの夢 幻想 ないものを信…
芋虫 ひねもす隠れ ひねもす食らう 何も判らず 何も遺さず 何も... 何も... 俺は芋虫 貪るだけの 俺は芋虫 肥えてゆ…
蛭田博士の発明 霧の滴る不夜城に 処女の悲鳴が木霊する 不良貴族の酔狂か 泥でこさえた木偶の坊 右に左に首振って 街に魔人が繰り出せば…
蟲 壁の模様が動く 虫だらけ 窓に貼り付き覗く 虫だらけ 井戸の水には踊る 虫だらけ ゆりかごで寝る赤子 虫だらけ 柱の中で…
表徴の帝国 達磨さんが転んだ 面壁九年どっこいしょ 仏法僧が鳴いちっち 三宝唱えあをによし 鎮守の杜の紫陽花は 夕べの雨とてんてまり…
賽の河原 これはこの世のことならず 賽の河原の物語 親にはぐれた嬰児(みどりご)の 人のあはれと泣き止まぬ 現世(うつしよ)の唄…
迷信 あなたは何を信じる 悪魔かそれとも神か 老獪な司祭は今日も 黴臭い呪(まじな)いをする 明日が無数のイメージならば 昨…
都会の童話 季節外れの雪が降り 大忙しの傘屋さん 色とりどりのアンブレラ 白に染まってご満悦 ファッション雑誌抜けたよな 少女が転…
針の山 独り見知らぬ畦道行けども行けども行けども針の山 俺の穢れた臓腑を死んでる予定の母親貪って 人を憎んだ数だけ犬死に猫死に無…
鏡地獄 合わせ鏡に続く 白い横顔愛でる 男ひとり 広い世間を恐れ そっと背中を向ける 男ひとり 合鍵のない城をこさえ 機械仕…
陰獣 森の木陰で ドンジャラホイ シャンシャン手拍子足拍子 小人の宴で吹く笛は 破瓜の涙と血の音色 盲 (めし) いた獣を呼…
黒猫 暗い 暗い恩讐(おんしゅう)の道の果て じっと 虚空見つめる双つの眼 黒い 黒い頁は開かれて 闇に さかしまの詩(うた)…