水に挿した花
中森明菜 Lyrics


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三日月からプラチナの光がもれる
気配にめざめた 部屋のかたすみに
揺れる天使を見た

くるぶしまでのびている レースのすそは
翼のかわりに はかなくひらめき
甘く語りかける
さあ 少女のころに
返してあげましょう
かつて愛された日を
もう一度とり戻せるわ

あなたはたぶん
あどけなさで 眠る時刻
彼女は肩にもたれながら
やすらぐのね

恋する時 永遠をしばりはしない
だれもが傷つき 罪深いけれど
それも愛おしいわ

ああ ごめんなさいね
ついてはゆけない
形をかえた痛み
ふたたび手に入れるだけ

花瓶の花がしおれそうで
気にかかるの
孤独で 水に挿すことさえ忘れていた




こうしてひとり 肩を抱いて
夢をみるわ

Overall Meaning

The first few lines of the song "水に挿した花" by 中森明菜 describe the scene inside a room at night. The platinum light that reflects from the crescent moon enters the room and awakens the singer who notices a swaying angel in the corner of the room. The lyrics describe the appearance of the angel's dress, with lace that extends from her ankles, giving her a wing-like appearance that glistens gently. The angel speaks in a soft and gentle voice, and the singer is transported back to her teenage years. The singer is in a melancholic mood and is thinking about love.


The song is about lost love and nostalgia for the past. The singer longs to go back to the time when she was happy and loved, and to feel that sense of innocence and purity once again. The lyrics also touch on the complexity of love and how it can be painful and difficult, but at the same time, it can still be something that we cherish and hold dear.


Overall, the song has a dreamy and nostalgic quality to it, which is further enhanced by the soft and gentle melody.


Line by Line Meaning

三日月からプラチナの光がもれる
Platinum light leaks from crescent moon.


気配にめざめた 部屋のかたすみに
Awakened by the presence in the corner of the room.


揺れる天使を見た
I saw a swaying angel.


くるぶしまでのびている レースのすそは
The lace skirt extends to the ankle.


翼のかわりに はかなくひらめき
Fluttering lightly, as if it were wings.


甘く語りかける
Speaking sweetly.


さあ 少女のころに
Come on, when I was a girl.


返してあげましょう
Let me give it back.


かつて愛された日を
The day I was once loved.


もう一度とり戻せるわ
I can bring it back again.


あなたはたぶん
You probably.


あどけなさで 眠る時刻
Sleep at a time of innocence.


彼女は肩にもたれながら
She rests her shoulder.


やすらぐのね
You can relax.


恋する時 永遠をしばりはしない
When in love, time does not bind forever.


だれもが傷つき 罪深いけれど
Everyone gets hurt and is sinful.


それも愛おしいわ
But that too is dear.


ああ ごめんなさいね
Oh, I'm sorry.


ついてはゆけない
I can't keep up.


形をかえた痛み
Pain that has changed shape.


ふたたび手に入れるだけ
Just get it back again.


花瓶の花がしおれそうで
The flowers in the vase seem to be withering.


気にかかるの
I'm worried.


孤独で 水に挿すことさえ忘れていた
I had forgotten even to put them in water in my loneliness.


こうしてひとり 肩を抱いて
Holding my shoulder alone like this.


夢をみるわ
I'll dream.




Lyrics © O/B/O APRA AMCOS
Written by: Junko Hirotani, Natsumi Tadano

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Most interesting comments from YouTube:

@social450

私は「水に挿した花」が、中森明菜の曲の中で最高傑作だと考えている。この曲は、天使(もう1人の自分を体現している)との対話を表現している。 
 歌の主人公は、過去と夢と現実を彷徨っている。天使は「もう一度、愛されていた“あの頃”(少女の頃)に戻ろうよ」と主人公に語りかける。だが、それは叶えられないことであり、「死への誘い」かもしれない。
 主人公はそのことを自覚している。だからこそ、「恋することは永遠ではない。人間とは、煩悩具足の凡夫であり、愛すべき存在である」と。
 この主人公の認識は、優しさであり、まるで「悟り」を開いた菩薩のようである。
 そして天使に対して誘いを断るのである。「形を変えた痛み手に入れるだけ」と。まるで、女性の業を引き受けるように。
 誘いを断った主人公は、現実に戻る。そして、花瓶に挿してある花(本当にあるかは分からない)を見て、自分自身が孤独であることを再認識するのだった。花に水を挿すことを忘れる程。
 花もまた、主人公自身を体現しているのだ。主人公に語りかけていた天使は萎れかかっていた花だったのかもしれない。そして、主人公は自らの魂を慰撫するように夢に戻るのだった。
 「水に挿した花」は、中森明菜のシングル曲でオリコン1位になった最後の曲である。この曲は「過去を振り返る」という歌謡曲の特徴を体現している。
 美空ひばりが死に、中森明菜が自殺未遂をした1989年。歌謡曲は死んだ。【詳しくは、平岡正明の「中森明菜 歌謡曲の終幕」(作品社)を参照のこと】
 中森明菜は歌謡曲の魂を受け継いだ最後の歌手である。「水に挿した花」は、繊細さと優しさを持ち、死のうとした彼女だからこそ、表現できる曲なのだ。



@user-fd9bg9gf8k

色々な思いが蘇るのでしょう
感情が溢れて涙😢してる姿
悲しくてどうしようも無い
のでしょうね。
歌い手ですから悲しみ堪え
歌ってきたと思います。
叶うならもう一度生歌を
聴きたいです😂
それよりも中森明菜さんが
穏やかなで幸せな日々を
送っていたら嬉しいです✨
昭和の時代に素晴らしい
歌を歌い私達の心を満たし
てくれました☺️
中森明菜さん感謝致します🥲
ありがとうございます😊✨



All comments from YouTube:

@user-xo8xs6qf9e

この歌がマイナーな事が信じられない。
こんな名曲、他になかなかない。
魂にくる。

@user-du7rj9oj1q

この曲聴くと涙が止まらない。
明菜ちゃんの存在があるから
日々がんばれます。
明菜ちゃんありがと。

@kalms1223

聴いていてこんなに美しいのに、つらい思いがこみ上げる曲って他にあるだろうか。詞も曲も明菜さんもパーフェクト。悲しみの感情がそのまま音楽になった稀有の作品だと思います。

@user-ql7xz1pe7k

本当の孤独や哀しみを知っているからこそ、歌でここまで人の心を揺さぶることができるんだと思う。
明菜ちゃん、ここにいるみんな明菜ちゃんの事大好きだし心の支えになっているくらい大きな存在だってこと、どうか忘れないで。

@lovesquall5136

30年位前初めて聴いた時、曲と歌詞に心が震えました。孤独で寂しくて苦しくて救いようがなく、壊れそうな繊細さ。儚いけど美しい世界観。まるでカッチーニのアヴェマリアのような荘厳な曲。今までにない唯一無二のすごい曲だと思いました。最後の後奏で少し明るく終わって、ほのかな希望が感じられるのが救い。歌唱力と表現力が心に響く。彼女の栄光と悲しみが重なり心に沁みる。この曲は明菜さんにしか歌えない。

@user-sn6lo4yk6r

自分の家が怖い人はいるんでしょうか?私は家が怖いです。辛い人を泣かしてはいけませんよね。私は二重人格の人は嫌いです。正直にいきたいですね。

@user-sn6lo4yk6r

確かにこの歌は明菜さんしかうたえませんよね。思いが伝わります。

@user-gc5ks1nq3v

心に、響き この歌は本当にあきなさんにしか、歌えない。せつなくて、せつなくて
涙がこみ上げてくる。
おちつきます。明菜さん大好きです…尊敬します。

@user-sn6lo4yk6r

@明美 三上 本当に明菜さんにしか歌えない歌ですね。明菜さんにしかできないことは、まだあります。全国のファンへの思いは明菜さんが1番ですね。だからこそファンが皆で応募したいですね。ファンが皆で力を合わせたいですね。

@user-sn6lo4yk6r

中森明菜さんは、今でも、皆に愛される人気No.1ですね。忘れられないアイドルは中森明菜さんですね。

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