うす紅
音羽しのぶ Lyrics

See-Saw くちびるを花の色に染めている 鏡の中あなたを見ている うつむいたまなざしを飾っている かげろうもみんなあなたのため 今宵…

おんな上州路 笠に一輪 椿の花を 挿(さ)せば見返る 街道すずめ 惚れたあなたの 後追いかけて 今日は渋川(しぶかわ) 明日は桐生(き…
ことぶき丸 夢の纜綱(ともづな) 心の帆綱(ほづな) 千代に八千代に 結んだ二人 今日はめでたい 船出の朝だ 風も追い風 ことぶき丸…
しのび泣き 小窓にうつる 街の灯が おもいきれない 未練をゆらす やさしい嘘さえ つけないあなた 恋にやつれて 女がひとり 肩でため…
しのぶの一番纏 いろは「に組」の 看板むすめ 火消し小町の 花えくぼ 刺子半纏 小粋(こいき)に決めた 親の血をひく いさみ肌 半鐘(は…
しのぶの渡り鳥 あれをごらんよ ごらんよあれを 信濃山脈(しなのやまなみ) 雪の峰 胸にくすぶる 未練とやらは 山の向うへ 飛んで行け …
二年酒 あなたと別れてもう二年 ひとり上手の女になった 想い出相手に飲みながら 春の夜風に舞い上がる ため息ひらひら 二年酒 … 佐渡なさけ 佐渡へ佐渡へ訪ねりゃ 逢えそうな 風のうわさは 嘘だった 惚れてひとすじ あと追いかもめ ここはあんたの 故郷(ふるさと…
周防灘 群れ翔(と)ぶカモメを 引きつれながら 船は行(ゆ)く行く瀬戸の海 さようなら...さようなら... さよならあなた 潮…
女…そして女 切り花一輪 グラスに挿して おくれ髪そっと かきあげる 追えばつらさがますものを 酔うほどせつなく こころを濡らす 雨 …
明日川 苦いばかりの 酒なのに まして今夜は 涙割り 恋が終わった あの胸を 逃げて流れる 水まかせ 運命(さだめ)預けた 明日…
最上川恋唄 霧に抱かれた お山のように わたしはあなたの 腕の中 恋の一(いち)の瀬(せ) また一(いち)の堰(せき) 運命(さだめ…
最終霧笛 女のいのちの 黒髪で 男ごころを 繋(つな)ぎたい すがる想いの 願いごと 出船の銅鑼(ドラ)には 届かない 憎いのよ …
泣き酒 女の垣根(かきね)は 男の風で 強くもなれるし もろくもなるの 恋疲れ 夢疲れ 泣き疲れ あんたを見てると 昔の頃の わ…
花燃え 花のいのちが かがやくときは 花燃(も)えつきて 散るときね どんな明日(あした)が きてもいい 幸福(しあわせ)と 幸…



風の吹きよで よしな よしな 夜も更けたから 飲んで 飲んで 悩みなど消えやせぬ 風の吹きよで 運命も変わるもの そうね そうね ひと…