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森田童子 Lyrics


ぼくたちの失敗 春のこもれ陽の中で 君のやさしさに うもれていたぼくは 弱虫だったんだヨネ 君と話し疲れて いつか 黙りこんだ ストーブ…
ぼくは16角形 ぼくは淋しい勉強部屋から 無力なぼくの抒情を話そう 今日は 白い水仙一輪ざしで 少しやさしい気分 ぼくはページをめくり …
まぶしい夏 玉川上水沿いに歩くと 君の小さな アパートがあった 夏には窓に竹の葉が揺れて 太宰の好きな君は 睡眠薬飲んだ 暑い陽…
サナトリウム 漱石の本 投げだして くちづけした 窓辺の 水の花 あざやかに ふるえて あなたの ワンピース 白地に花が 浮きだして …
センチメンタル通り いつかこの町捨てる時 君は一人で出てゆけるかい みんな夕方になると 集まった映画館 すっかり寂れてしまったけれど 今夜は…
ピラビタール 悲しいときは頬を寄せて 寂しいときは胸をあわせて ただふたりは息を堪えて 虫の音を聞いていました そんな寂しい夏の終わ…
君と淋しい風になる 明日になれば どのように ぼくは 君を愛すだろう 時は 短かく ぽくたちは もっと短かい 形のない愛は いつもぼくを す…
君は変わっちゃったネ 久しぶりだネ あなたは 元気ですか とても大人びて そんなふうに淋しそうに 笑うあなたを見てると 言葉がとぎれてしまう …
哀悼夜曲 目覚めては なつかしい 美しき日々よ 目をふせて 悲しい 美しき日々よ 歌っても 帰らぬ 若き日々よ 深き眠りのう…
地平線 地平線の向こうには お母さんと同じ優しさがある だから僕はいつも 地平線の向こうで 死にたいと思います 地平線の向こう…
早春にて 君の好きな強い酒 浴びるほどに飲み明かした 長い夜があった 寂しくふたり眠った始発の電車 ただ日差しだけがまぶしく 話す…
海を見たいと思った 海を見たいと思うのは 海が見たいと思うのは 昔に誰かが眺めていた 灯台から見える青い水平線思って 海がさ 見たいと思う…
船がくるぞ ネェ君 寒い夜の海を泳いで みませんか 息がハッハッ つまりそうだ 体ジンジン しびれる 時々燈台のひかりが ぼくを照ら…



蒸留反応 長いマフラー ふたりで 巻いた 君のかじかんだ 小さな手 ポケットの中で 冷たくて いい気持 雪よ降れ んーん 雪よ降れ…
蒼き夜は 春は まぼろし ふたりは 悲しい夢の中 君と いっそこのまま だめになって しまおうか もどろうか もどろうか それとも…
逆光線 開け放(はな)つ 台風の窓 緘默沉靜(しずけさ)が 流れ込んで 正直(しょうじき)な あなたの顏 逆光線(ぎゃっこうせん…
雨のクロール 夏の川辺に 二人は今日別れる ぼくは黙って 草笛吹いた ウフフフ〜 ウフフフ〜 君は花がらのワンピースおいて 静かに涙…
驟雨 忘れていた 梔子の香りそよいだ 多分あなたの 心に 気がついていた 受話器置いて 窓をあけて胸をふさいだ 音もなく降る雨…


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