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村下孝蔵 Lyrics


90ページの日記帳 淋しい時程 よく笑えることを あなたと別れて 初めて知りました コートのポケットの 中で手をつないで 歩いたぬくもりを …
いいなずけ あの夏買った風鈴が 静かに鳴いて風に揺れる いつまで心を重ね 祈ってみても 隠れた恋 「愛してる」「愛してる」 くり返し…
かげふみ 指切りをして さよならを言った 遠い夕暮れに 綿毛の雲が 流れた夏の日 覚えていますか 靴をならして帰る友 赤いリボンが…
かざぐるま 叶わぬ恋と決めつけても あきらめきれないよ どうにもならぬと はじめから知っていたのに かざぐるまが音をたててる カラカ…
とまりぎ たとえばあなた最後に 帰る場所があり さまよい疲れていたなら 知らぬふりしてた だけどもあなた最後に 帰る場所もなく 倒…
ゆうこ 記憶の陰にぽつりと座り 淋しげに 白い指先 ピアノを弾く女(ひと) 「ショパンが好きよ 悲しい調べ奏でれば 恋のできない…
りんごでもいっしょに 夕焼け 本当にきれい りんごでも むいてあげる 何だか 疲れてるみたい 笑ってよ いつもみたいに 幸せというものは 落ち…
アキナ おまえのそばにいたい 頭なでてやりたい 耐えて忍ぶ 細い肩は 哀しからずや 純情 おまえのそばにいたい 愛を貫く姿 泣き…
ソネット 葡萄色の 街並み 寂しさが つもり 家路を急ぐ 広い道に ひとりきりが ひしめく いちばん好きな人 あなたのために 生ま…
下宿部屋 下宿部屋大騒ぎ 土曜の昼下りは 山盛りの洗濯に 回るよ頭の中も 無精ヒゲのあいつは いつも振られてばかり やけ酒の相手に…
丘の上から 君を連れてゆく この白い船が もうすぐ港を離れ このまま君を見えなくなるまで ここで見てるのも てれくさい だから いつ…
初恋 五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は 恋をして淋しくて 届かぬ想いを暖めていた 好きだよと言えずに 初恋は ふりこ細…
夕焼けの町 泥だらけの靴で 汽車に手を振る子供達 飛行機雲に胸を踊らせては 靴をならし たどった帰り道 山肌を樹々が飾り 織りなして…



夢のつづき あなたの夢を聞かせて そうしていると 幸せな気分になると 君は笑った ワイングラスをあふれた 僕達の時間 こぼれてしまっ…
夢の跡 階段を登れば 街並が見える丘 霞立つ夕暮れの 古い都町 風の歌が遠くで 泣いてるように響く 港からは 最後の フェリーが…
少女 白い壁を染めて 草笛が 響く丘 菜の花と そして夕月 切れた鼻緒 帰り道の少女が一人 灯りが 恋しくて 震えてた かすり…
帰宅 息も付かせずまくしたてる 身振り手振り入れて キラキラと瞳が光る 妻がはしゃぐ姿 力いっぱい心こめて 背中洗っている 石…
帰郷 哀しい時はひとつずつ やり直すこと数え 傷つけた私の言葉 浮かべては消して あの時はまだ人生を 決めることが恐くて ひと…
手紙 駈けておいでよ 想い出の中から この手紙読みなおしたら あの日がゆれてにじんだ 曲りくねった並木道を いつもかよった仲間…
斜塔 黄昏のこの場所 たとえば夢の街 東京 かすれ文字ネオン 公衆電話では秘密を囁くスパイ 隣りの奥さんは 月曜日も元気 ラジ…
明日あればこそ たとえ今がとてもつらく悲しくても いつか必ずくる それだけの喜びが 河は海へ流れ 雲になり大地へ めぐる季節の中に咲かせ…
春雨 心を編んだセーター 渡す事もできず 一人 部屋で 解(ほど)く糸に 想い出を辿りながら あの人が好きだった 悲しい恋の歌…
未成年 深い嘘にうなされ 浅い夢から醒める 忘れたい事ばかり 頭の中を回る かじかんだ指先で 綴る君への手紙 大人のふりをして …
松山行フェリー こんなにつらい別れの時が 来るのを知っていたら 君を愛さず友達のままで 僕は送りたかった 「出来る事なら戻って来るわ 今…
禁じられた遊び 笹の葉と月の光 夜空に天の川 七夕の短冊は ちぎれて飛び 願い事 ぼんやりと 途方にくれ むせび哭いてる 風の小夜曲(セ…
私一人 愛する人のない冷たいこの街で 私は一人生きてゆける あなたの後を追い ここまで来てみたが もう今は逢わずにいたい 日暮れ…
稚内から 直線の灰色の道を北へ走らせる 最果ての雪の空港は凍り付く 窓の隙間から風が吹き込み 滝のように音が鳴り続く 揺れてた島影…
花ざかりの森 されど寂しき 鐘の音が鳴る そのくちびる悲しくて 君は 雨に濡れてる 紫陽花の花 ひとり泣いてた 砂丘には宵待草 誰を待…
花れん もしも 花びらを集めて 青空に 心をかいて 遠くのあなたまで そのまま 伝えることが できたなら たとえば 白い花ならば…
踊り子 答えを出さずにいつまでも 暮らせない バス通り裏の路地 行き止まりの恋だから 何処かに行きたい 林檎の花が咲いてる 暖か…
陽だまり 蝉時雨 遙か すだれごしに 水を打つ夏の夕暮れ 石が川面を跳ねるように ときめいた君を想って 陽炎がゆらめく街 この場所…
陽炎 写真の中の君は おどけた仕草している 麦藁帽子を 阿弥陀に被り 多分 友達が写したんだね 笑っているね 光の中 声が聞こ…
離愁 朝が来るまで二人は 黙って時を見ていた 低いラジオの音だけ 遠くで犬が鳴いてた 蒼い空 哀しそうに 始発電車をむかえる …
青春の日々に あの頃は良かったと あなたが話す昔 帰らぬ青春に 眼をとじて笑う 若かりし日々の 夢のひとつふたつ 裏切られ涙した 日々…


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